法人向けに利用出来るテクノロジー〜技術利用で作業効果〜

顕微を見る歴史

最初の顕微鏡が作られたのは1590年、16世紀のことでした。オランダのヤンセン親子が2つの凸レンズを使って作ったと言われるそれは、かのガリレオも研究に用いました。生物は細胞から出来ていることは現在では常識とされています。しかし顕微鏡がなければ、フックがその事実を発見することはなかったでしょう。 作られた当初、顕微鏡は倍率、精度などに問題を抱えていました。しかし次第に改良され、光学顕微鏡、電子顕微鏡、双眼実体顕微鏡などの様々なタイプが作られるようになりました。 生物学は細胞の発見から始まったと言っても過言ではありません。また生物だけでなく、顕微鏡は科学の諸分野に大きく貢献し、進歩を支えてきたのです。

現在、SEM(走査型電子顕微鏡)に大きく期待が集まっています。SEMは電子顕微鏡の一種で、電子線を絞って電子ビームを対象に照射し、対象物から放出される二次電子、X線などをもとに計測を行う機器です。この機能を使えば、コンマ単位時間での現象を観測できるようになるかもしれないのです。 例えば化学反応。一瞬で終わってしまうこんな現象も、SEMで観測することができるようになるかもしれません。また、真空状態にしなければ蒸発してしまう液体を観測するときも、いちいち真空にせずに観測できる可能性もSEMは秘めています。化学反応の原子の動きを追えるようになったり、実験の精度向上、コスト削減に役立つこれらの機器の利用法は、まだまだ広がっていくことでしょう。

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